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オートバイの破れたシートをシューグーでなおす!
(撮影:2014/4/12 ライオン屋駐車場)

HONDA XL125、私の愛車です。

40年近く前に発売されたおじいさんバイクですが、今も快調に走ってくれています。

でもシートとかゴム類はかたくなって、どうしても破れてしまいます。


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本当は張り替えればいいのですが・・・・

とりあえずシューグーでなおしましょう!


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用意するものはシューグーの他にはマイナスのドライバーと古新聞。


ドライバーをコテのように使ってシューグーを塗っていくのです。


古新聞はドライバーに付いたシューグーを取り除くために使います。

油とかこういう汚れを取り除くのに新聞というのは本当に使いやすいんですね。



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シューグーというのは、靴の磨り減ったかかとの肉守りをしてなおす靴底補修材なんですが、

これが実にスグレモノなんです!

シューグーのお陰で普通なら諦めていたのもをいろいろ直しました。

工夫次第でいろんな修理に使えるんですね。

今日はオートバイの破れたシートをなおします!


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まず、シートの破れたところにシューグーを入れて一旦乾かします。

そうすると薄い膜ができるのでそれをベースにして膜の上にシューグーを塗り重ね、厚く盛っていけば

いいのです。


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見栄えは決して良くはないですが・・・・

破れたままよりはずっといいですよね!?


こういうのはシューグーがあってこそ出来る修理なのですね~

自転車のサドルに穴が開いた場合でも同じように何度かに分けて盛っていけば埋まります。

実はこの方法、昔、藤本外科の上田先生にしてもらった外科的手術切開排膿術にヒントを得ています。

上田先生は何年か前にお亡くなりになり、藤本外科は今はもう診療をしていませんが、私は先生に何度

命を助けてもらったか知れません。


この手の修理をする度、上田先生にしていただいた切開排膿術のことを思い出し、今こうして生きていら

れるのは上田先生に助けてもらったお陰と、心から感謝しているのです。

本当に名医中の名医でした。

藤本外科のことはまた別の投稿で詳しく書きたいと思います。